続・ジェムシリカ

やっぱり気になる。先日のジェムシリカ。
ジェムシリカは、クリソコラの中に石英質が浸透し、アゲート化して
クォーツ化した状態になったものだといわれていますが、
一般的にそれは明るい空色をしたものを指すことが多いのです。
今回お届けするのは
確かにクオーツ化していますが、赤や緑、蒼い青などしっかり見えます。
成分はおそらく赤銅鉱、石英、カリ長石、マラカイト、それからアズライトもかな…。
これはどちらかといえば、
クォンタムクアトロシリカに近いのではないかと考えています。
その名は鉱物学の名ではなくいわゆる流通名です。
クォンタム・・・物理量の最小単位
クワトロ・・・イタリア、フランス語などで「4」を表す。
シリカ・・・SIO2 *二酸化珪素
つまり成分が4種類混じっていて、珪化していたら、
クオンタムクワトロシリカということになりますね。
クリソコラが取れる層は、いろいろな鉱物が共生し同時に産出されます。
この他にもアホイト、シャッカタイトなどレアな鉱物を伴って産出されることもあります。
そうやって考えると4種類の成分なんて軽く越えるかも^^。
ただクオーツ化しているのは珍しいかな。
また余談ですがスモーキーが入っているといわれていますが、
産出は非常に稀ではないかと聞いたことがあります。
卸し先にもう一度電話して、しつこく確認してもやっぱりジェムシリカという…。
この世界は、いろいろな解釈がありますね。
今回はクリソコラがクオーツ化したもの→「クリソコラ(クオーツ)」
がシックリくるので、これでいきます♪♪
あともうひとつ気になること。
クリソコラの珪化なら、体が冷えるのが定説なのだけど、やっぱり指先まで温かくなる。
うーん。ロシア産のせいかしら…。
それにまだこの石は成長途中のようで、どんどん変化していくようなエネルギーがあります。
不思議だわ~。
これは、原石と違いを比べてみればいいですね^^
試してみまーす!
あー、ひとつ届けるだけで時間がかかることよ。
でもこれが楽しいわ~(*^_^*)♪♪
よいGWをお過ごしください。

クリソコラ

次の記事

クリソコラ